心のルーツミュージック

  • 2006.09.24 Sunday
  • 09:29
バイバイ

1970年代、自分の中の何かを感じるという心が、
ある部分はまだ、ほわほわで、
ある部分は研ぎ澄まされていた頃、
いくつかの醜悪な世界を覗き見もし、
深く刺さるような美しいものをどん欲に求め、
沢山の心を揺るがす音楽を聴きまくった。

あの時代だからこそ享受できた
ニューウェイヴと呼ばれた文化的なうねりと
まだ若かった自分の中でのニューウェイヴが
シンクロナイズされていたので、
それは、毎日が新鮮で、毎日が激動だった。
(今の私も、毎日が激動に近いみたいだけれど・・・)

ボサノバやジャズ、R&Bやソウルミュージック、
サイケデリックサウンドや、サザンロック、ブリティッシュロック、
日本のフォークソングなども本当に無作為に聴いていたけれど
そんな中に、誰にでも、これこそは
いざというときのお助け音源というのがありまして。

私にとっての「お助けレコード」の中の一枚がこれでした。
斉藤哲夫の「バイバイグッドバイサラバイ」。

辛いとき、苦しい時に、何回ターンテーブルに乗せたかわからない。
カセットテープに落として、何回聴いたかわからない。
今だってたまに聴きたくなってしまう、
私にとっての ワン オブ マイ ベストアルバムでしょうね。

そしてこの9/20に、ソニーミュージックから
斉藤哲夫の「バイバイグッドバイサラバイ」
「グッドタイムミュージック」「僕の古い友達」が
リマスタリング復刻版で発売されました。

どれも、素晴らしいけれど、
やっぱり「バイバイグッドバイサラバイ」は
名盤中の名盤です。
この頃の斉藤哲夫の音のセンスは、ピカピカに光ってる。

ここで視聴もできます。

「ダータファブラ」というたら〜っと流れる
ソフトロックの自主制作のアルバムもあるんだけれど、
これは、今は入手不可能。

10月に発売される和田アキ子のアルバムの中でも
はっぴぃえんどや吉田拓郎、泉谷しげる、忌野清志郎、
サディスティック・ミカ・バンド、などの曲と一緒に
斉藤哲夫の「悩み多き者よ」を歌っているというし、
もちろん、吉田拓郎もこの曲をカバーしている。
名曲は、こうやって受け継がれていくのね。

そして、こういう才能のある人たちには
その才能や世論や生活や惰性や
自ら招く傲慢さに潰されるのではなく、
才能を熟成培養させて、楽に素直に楽しんでいって欲しい、と
私は切実に思ったりしているのだけれど。





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