春を待っているのに、突然の寒波がやってきたその日。
「斉藤哲夫/春待ちライブ」at fudge でした。
飛行機が45分遅れる・旭川空港に回される・最悪の場合は
羽田に戻るかもしれない、と斉藤哲夫氏から連絡が入る。
札幌は、確かに冷え込んでいるけれど
青空が拡がっているというのに・・・?
「絶対、大丈夫よ!ちゃんと飛ぶよ!!」と
自分と飛行機と哲っちゃんを励ますような暗示の言葉を
投げかけて、電話を切る。
あとは、信じて、オープンの準備を進めていくしかない。
オープニングアクトの井村ともかちゃんと、
ハープの千葉ちゃんのリハがちょうど終わる頃、
東京からのご一行様、無事到着。
あはっ、三吉神社への神頼みが効いたのかな。
とりあえず、ちょっと安心。

到着と共に、すかさず始められたリハーサル。
「突然だけどこの曲の時、ハープを入れてもらえます?」と、
千葉ちゃんにオーダーしてみる永井さん。

40人という大入り満員の中、
いきなり斉藤哲夫ソロで「もう春です」から始まる。
そうね、春待ちライブだもんね。
今夜の哲夫氏はMCも軽やかなすべりで、
歌声も柔らかく深く伸びやかで、かなり絶好調。
息もぴったりのさがみ湘さんのピアノが入ると
また、メロディに深みも増して、ますますいい感じです。
70年代にリアルタイムで楽しんでいた世代のお客さんが多い中、
若いお客さんもちらほらと来てくれて。
小樽からやってきた井村ともかちゃん。
不思議な魅力。美しい歌声と独特の世界観。

哲夫さんの友人で作詞家、アーティストの永井宏さん。
ユニーク、ユーモラスな中に、真髄を突いた
自作のポエトリーリーディングを。
「ミスター・タンブリンマン」「アーリー・モーニング」などは、ギターを弾きながら。
あがりますねぇ・・・とか言いながら、
とっても楽しそうです。

その後の千葉智寿のソロは「カミング・ホーム・ベイビー」、
できたばかりのオリジナルなどを。
ゲストも多彩、長時間に及んだ
贅沢で大満足な「斉藤哲雄/春待ちライブ」でした。
来ていただいた方々には、狭い会場で
窮屈な思いをさせてしまったかもしれませんが、
この狭さだからこその、臨場感、一体感も
楽しんでもらえたのでは、ということで、
お許しを・・・・。

お客さんも混ざっての打ち上げでは、
必然的に酔いどれギターセッションが始まってしまい。
ディープでコアな夜になりました。
さがみ湘さんが、古レコード屋で見つけてきたという
ドーナツ盤を、話の流れでもらってしまいました。
その中ジャケに哲夫さんがサインをしてくれました・・・。
(NO.5と見えるのは、かつての所持者が書き込んだもの)